困りごと・悩みごと 知りたいことQ&A

テーマ: お金

  • Q. 父が認知症と診断されました。本人の財産はどのように管理していけばよいのですか?

    A. 「本人の財産を守る」という視点と、本人の財産を「本人のために活用すると」いう視点とがあります。家庭裁判所に相談して、成年後見制度の利用を考えましょう。[斎藤正彦] 成年後見制度を利用することが考えられます。成年後見人は、本人の財産を管理し、本人を代理して契約を締結したり、費用の支払いを行うことができます。[小林康恵]  
  • Q. 認知症による退職の場合、退職金は保証されますか?

    A. その他の病気による退職と同じ扱いです。ただし、お勤め先の退職金規定、就業規定などに準じますので、あらかじめ確認しておくことをお勧めします。規定が設けられておらず、そもそも退職金制度のない企業もあります。
  • Q. 検査にはどのくらいの費用がかかりますか?

    A. 初診の場合、どれだけの検査をするか、自己負担が1割か3割かなどによって異なります。進行した認知症の場合、あまり多くの検査を必要としませんが、軽度の場合、詳しい検査が必要となるため、窓口での自己負担が1万円を超えることもあります。
  • Q. 治療にはどのくらいのお金がかかりますか?

    A. 初期の外来診療では、初診の時の自己負担が1万円を超えることもありますが、検査が終わった後は大きな自己負担はありません。医療保険、介護保険とも自己負担の上限が決められているので、進行しても、保険内のサービスだけで生活できるなら費用負担は一定の限度内に収まります。
  • Q. 認知症の治療に健康保険は適用されますか?

    A. 医療機関で受ける医療サービスにはもちろん、医療保険が適応されます。保険適応がない非薬物療法、精神鑑定のための検査、診察費用などは医療保険の対象にはなりません。同じ検査でも、診断、治療のための検査は保険が使えますが、精神鑑定のための検査は全額私費です。

このQ&Aは、あくまでも一般的な参考用として掲載しています。個別具体的なケースについては、専門家などの助言を受けることをお勧めします。