困りごと・悩みごと 知りたいことQ&A

テーマ: うつ

  • Q. 介護者はうつ病にかかりやすいというのは本当ですか?

    A. ストレスがあれば「うつ状態」になることがありますが、それを「うつ病」といっていいかどうかは別の問題です。
  • Q. 認知症になる前と比べて元気がないようです。どうしてあげたらいいでしょう?

    A. 認知症の始まりの頃は、うつ病と間違えられることがよくあります。これには2つの理由があります。1つは、認知症を引き起こす脳の障害が、意欲や興味・関心をそいでしまうことです。これについては、うつ病の治療や心理的な支援をしてもあまり効果はありません。もう1つの理由は、本人が認知機能の低下に気づき、何をしてもうまくいかないので元気がなくなったり、認知症を心配して抑うつ的になることです。これについては、適切な治療や心理的な支援で改善が期待できます。いずれにしても、素人判断をしないで、専門医の診察を受けることが大事です。
  • Q. 自殺をしてしまう危険性はありますか?

    A. ないとは言えません。しかし、筆者は20年以上認知症の方の診療にあたってきましたが、自殺した人は1人も知りません。
  • Q. ずっと部屋に引きこもっています。どうしたらいいですか?

    A. 引きこもるにはさまざまな理由が考えられます。専門医の診断を受け、能力の評価に基づいた対応を考えましょう。
  • Q. うつ病性仮性認知症とはどういうものですか?

    A. 老年期に起こるうつ病には、抑うつ気分に続いて、認知症症状が出現することがあります。本当の認知症に比較して、進行が急速である、本人の訴えが強く、分からなくなった、できなくなったというような悲観的な発言が続くといった特徴があります。困難なことは避けようとし、自ら能力の低下を強調するような様子が見えることもあります。心理検査の結果は、「わかりません」「できません」を連発するために、日常生活の能力からはかけ離れて低い成績になることも珍しくありません。うつ病の改善とともに認知症の症状も徐々に改善しますが、うつ病の快復後、数年の経過で本当の認知症になるリスクが一般の高齢者より高いことが知られています。

このQ&Aは、あくまでも一般的な参考用として掲載しています。個別具体的なケースについては、専門家などの助言を受けることをお勧めします。