Q. 兄が母の成年後見人となるにあたり、兄が勝手に母の財産を使いこんだりしないか心配です。誰かに兄を監督してもらうことはできますか?

A. 

家庭裁判所は成年後見人を監督する職務を負っていますが、現実には家庭裁判所が十分に成年後見人を監督することができない事態も考えられるため、成年後見監督人という制度が設けられています。成年後見監督人は、成年後見人が任務を怠ったり、不正な行為を行わないように監督をします。また、成年後見人と被後見人との利益が相反する行為については、成年後見監督人が被後見人を代理します。成年後見監督人は必ず選任されるものではなく、通常は親族などからの申立てがある場合に選任されますが、申立てがなくても、家庭裁判所が職権で選任することもあります。

回答者: 小林康恵[弁護士]
オススメ度: ★★★
テーマ: 制度・サービス
公開日: 2013年1月23日

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