Q. 認知症の母について成年後見制度を利用しようと考えています。成年被後見人になると、戸籍に記載されてしまうのでしょうか?

A. 

戸籍に記載されないとすると、成年被後見人であることは、どうやって知ることができますか? かつては、現在の後見などに相当する禁治産宣告や準禁治産宣告の審判が行われると、本人の戸籍に記載されていました。しかし、プライバシー保護の観点から、戸籍への記載を廃止し、代わって後見登記制度が創設されました。したがって、成年被後見人になっても、戸籍に記載されることはありません。後見開始の審判を受けると、登記所に備える登記ファイルに所定の登記事項が記録されますが、この登記記録についての登記事項証明書などを請求できるのは、本人、成年後見人など、一定の親族などに限定されています。

回答者: 小林康恵[弁護士]
オススメ度: ★★★
テーマ: 制度・サービス
公開日: 2013年1月23日

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