Q. 認知症ともの忘れの違いは何ですか?

A. 

世界保健機構(WHO)が決めている病気の国際疾病分類(ICD-10)は、認知症の症状として「記憶、思考、見当識、理解、計算、学習能力、言語、判断を含む多数の高次皮質機能障害」をあげています。つまり、認知症は単なるもの忘れではなく、時間や場所についての見当識や、新しい事柄を学んで身につける能力、抽象的な思考力、物事を要領よく計画的に遂行する能力などさまざまな精神機能が障害された状態を指します。もの忘れだけについてみても、認知症のもの忘れ、認知症以外の病的なもの忘れ、年をとるために起こる生理的なもの忘れは、それぞれ性格が違っています。

回答者: 斎藤正彦[医師]
オススメ度: ★★★★
テーマ: 概説 記憶障害
公開日: 2012年10月1日

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