Q. 甲状腺機能低下症とはどういう病気ですか?

A. 

甲状腺ホルモンが不足すると、便秘、食欲低下、耐寒能力の低下や発汗の減少、体重増加、低血圧、徐脈、易疲労感、皮膚の乾燥や無欲様顔貌など、広汎な症状が起こります。これに伴って、精神活動の遅延化、注意の欠陥、知的な機能の低下などが起こることがあります。高齢者の場合、認知症の始まりやうつ病と間違えられることがしばしばあります。甲状腺機能は一般的な血液検査で簡単に診断でき、診断がつけば治療ができます。適切な時期に治療ができれば、甲状腺機能低下による認知症症状は回復可能です。甲状腺機能低下症による認知症は、「治療可能な認知症」の代表的な疾患の1つです。

回答者: 斎藤正彦[医師]
オススメ度: ★★★★
テーマ: 治療 診断
公開日: 2012年10月1日

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