Q. 進行性核上性麻痺とはどういう病気ですか?

A. 

40歳から70歳代まで広い年代で発症する病気です。垂直方向の眼球運動麻痺(進行すると左右運動も障害される)、頸部の後屈をともなう筋緊張の亢進、構音障害や嚥下障害、認知症症状などを主症状とします。垂直眼球運動障害により、足下にある物に気づかず転倒したり、頭上の障害に頭をぶつけたりする、人格変化(意欲減退、無関心、不注意、多幸的、深みを欠くなど)が起こる、実行機能障害などの認知機能障害が起こる、などの症状で発症します。進行すると、全身の筋肉が固縮し筋緊張が高まり寝たきりになり、構音障害は重度になり、嚥下障害も悪化して無言無動状態に陥ります。

回答者: 斎藤正彦[医師]
オススメ度: ★★★★
テーマ: 診断
公開日: 2012年10月1日

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