Q. ハンチントン病とはどういう病気ですか?

A. 

ハンチントン病は、常染色体性優性遺伝をする病気で、壮年期から初老期に発症します。両親のうちいずれかがハンチントン病であれば、その子どもは50%の確率でハンチントン病を発症します。ハンチントン病は精神分裂病のような症状で発症することも多く、易怒的、攻撃的になり、犯罪行為に至る例もあります。認知症症状は遅れて顕在化するために、当初、統合失調症と誤診されることも稀ではありません。かつては、ハンチントン舞踏病と呼ばれていたことからも分かるとおり、踊っているような特異な不随意運動を伴いますが、終末期には無言、無動状態に陥ります。最後まで認知症症状を呈さない例もあります。

回答者: 斎藤正彦[医師]
オススメ度: ★★★★
テーマ: 診断
公開日: 2012年10月1日

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