Q. クロイツフェルト・ヤコブ病とはどういう病気ですか?

A. 

プリオンと呼ばれる、核酸を持たない特異なタンパクを介して伝染すると考えられていますが、感染経路を確認できない孤発例や遺伝子が関連する家族性のクロイツフェルド・ヤコブ病もあります。羊のスクレイピーや、牛の狂牛病と同様に、脳に海綿状の変化が起こるために、これらの病気を総称して伝染性海綿状脳症と呼びます。感染性は弱く、日常的なケアで伝染することはありません。60歳代を中心に中年期から高齢期まで発症しますが、牛の狂牛病との異同が問題になっている新型のクロイツフェルド・ヤコブ病は20歳代でも発症すると言われています。認知機能の障害は記憶障害などで発症します。急速に進行して、やがて運動機能も障害され、寝たきりになって死亡します。

回答者: 斎藤正彦[医師]
オススメ度: ★★★★
テーマ: 診断
公開日: 2012年10月1日

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