Q. 脳血管性認知症にはさまざまな分類があると聞きましたが……。

A. 

国際疾病分類(ICD-10)において、脳血管性認知症は、急性発症血管性認知症、多発梗塞性認知症、皮質下血管性認知症、皮質及び皮質下混合型血管性認知症などに分類されています。①急性発症の血管性認知症は、1回または数回の卒中発作(脳出血、脳梗塞、脳塞栓)の後、比較的急性に起こる認知症、多発梗塞性認知症は、何回かの小虚血エピソードに引き続いて起こる血管性認知症で、大脳皮質が侵される皮質型認知症が主です。皮質下血管性認知症は、神経細胞と神経細胞を結ぶ線維が集まっている大脳白質と呼ばれる部分に、小さな梗塞がたくさんできることによって起こります。病変の位置や大きさによって症状や経過はさまざまです。

回答者: 斎藤正彦[医師]
オススメ度: ★★★★
テーマ: 脳血管性認知症
公開日: 2012年10月1日

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